第16回アフターレポート

テーマ:世界を魅了するお茶の魅力とその文化

開催日:2025年10月11日(土)/会場:京都・大徳寺塔頭 玉林院

講師:梅村 崇 氏(一般社団法人 茶の湯 代表理事)

秋晴れに恵まれた10月11日(土)、京都・大徳寺塔頭「玉林院」にて、第16回「HITOTOKI暮らしの和文化セミナー」を開催いたしました。

今回のテーマは「世界を魅了するお茶の魅力とその文化」。

講師には、一般社団法人 茶の湯 代表理事であり、表千家茶道講師・裏千家学園講師、日本茶インストラクターとしてご活躍の 梅村 崇 氏 をお迎えし、お茶を通じて紡がれる“もてなしの文化”についてお話しいただきました。

 

会場は、茶道とご縁の深い京都・大徳寺塔頭「玉林院」。

静寂に包まれた庭園を背景に、心を澄ませてお茶文化の原点に触れる時間となりました。

 

■講演の様子

梅村先生からは、「お茶」と「茶の湯」の違い、そして“お茶でもてなす心”の本質について、幅広い経験をもとにお話しいただきました。

特に印象的だったのは、かつて農林水産省にお勤めだった頃のエピソード。

お茶農家に住み込みで学ばれた経験や、YouTubeチャンネルを通して日本茶の魅力を発信されている活動など、現場と発信の両面からお茶文化に携わってこられた道のりが語られました。

お茶の歴史や製法の解説に続き、先生は「茶道とは、お茶をたてて人をもてなす文化」であると語られました。

もてなすためには、日々の稽古を重ね、知識と経験を積み重ねて実践することが大切だと。

このお話を伺いながら、「人をどう楽しませるか」「どう喜んでもらうか」という点で、テーブルコーディネートやおもてなしの演出にも通じる部分があると深く共感する時間となりました。

 

■印象に残った学び

講義の中で梅村先生は、少子化の影響もあり「茶道人口が減少している現状」にも触れられました。

一方で、世界では“Matcha”人気が高まり、日本茶文化が新たな形で注目を集めています。

お茶を通じて人と人をつなぎ、心を整える文化としての「茶道」には、今こそ大切にしたい多くの学びがある――。

今回のセミナーを通して、改めて茶道から学べることを、日々の暮らしやおもてなしに活かしていきたいと感じました。