第5回アフターレポート

12月17日(土)

 

HITOTOKI 第5回「暮らしの和文化セミナー」を開催いたしました

ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。

テーマ:「日本人とうつわ その機能と美の理由」 

講師:京都女子大学教授 前﨑信也 様 (プロフィールはコチラから

HITOTOKIオープニングイベントの講師として皆様にもご好評いただいた先生の再登壇です。

セミナーでは “ 日本人の美意識 “ として 「侘び 寂び」 を再びおさらいしたお話から始まり

 

日本の室内空間の特徴とは?

そこでどのような道具を使ったか?

 

器と言えば伝統工芸

日本は工芸を生むのに最適な環境が揃っている

それには何が必要か?

そして産地はどのようにして生まれるのか?

などなど・・・

 

また、工芸に使われる原料を科学的な視点から考える、という先生独特なお話は

大変興味深いものでした。

最後に先生がお持ちくださった江戸時代の貴重な器を見ながらのエピソードや説明にも

釘付けになりました。

 

ご参加頂いた皆様からのアンケートには

 

「陶芸の深さ、幅の広さを知りました」

「たくさんの具体例を使っての情報をお聴きして、先生のご経験と知識の深さを感じました」

「楽しく流れるように話してくださって、よくわかりました」

 

と感想を頂き

また、印象に残ったお話として皆さんが挙げられた

 

日本の工芸と “水・気候” との関係は

 

第3回セミナー 井上先生の「自然との共生に生まれた日本らしさ」

第4回目セミナー 烏賀陽先生の「日本庭園の見方と楽しみ方」

のお話にも通じるところがあり、日本の文化はそれぞれのテーマがどこかで通じている

と感じたのでした。

 

前﨑先生、素晴らしいセミナーと貴重なコレクションをお持ち頂き、本当にありがとうございました。

これからアーカイブをご覧になる会員の皆様、是非お楽しみください。