宇佐美 直八氏

宇佐美 直八  (うさみ なおはち)

株式会社宇佐美松鶴堂 代表取締役社長

 

1983年、株式会社宇佐美松鶴堂に入社。

文化財修復技術を習得しながら、海外に出向き先代の下で育った技術者が各国博物館で従事している現場の視察協力を続ける。スミソニアン・フリーア美術館(ワシントンDC)での研修、またオーストリア・ウイーン近郊で開催されたICCROM1995にて約2ヶ月間、多国の技術者と共に研修・交流を図るなど国を越えての技術伝承に積極的に携わり後継者育成に力を注ぐ。

2002年、代表取締役に就任。

主な表具工事としては、京都迎賓館表具工事、西本願寺や東本願寺の阿弥陀堂及び御影堂障壁画修理 等にも携わる。

2014年 9代目直八を襲名。2020年京都市伝統産業技術功労者『京の名匠』受賞。

現在に至る