小菅 達之(こすが たつゆき)
公長斎小菅 代表取締役社長
1981年生まれ。2005年に株式会社公長斎小菅に入社、新商品の企画から
営業や広報まで幅広く活動し、新旧の商品を組み合わせた独自の編集により
2011年の「京都本店」をプロデュース、2021年同社代表取締役社長に就任。http://www.kohchosai.co.jp/
小菅 達之(こすが たつゆき)
公長斎小菅 代表取締役社長
1981年生まれ。2005年に株式会社公長斎小菅に入社、新商品の企画から
営業や広報まで幅広く活動し、新旧の商品を組み合わせた独自の編集により
2011年の「京都本店」をプロデュース、2021年同社代表取締役社長に就任。http://www.kohchosai.co.jp/
住井 啓子 (すみい けいこ)
㈱小丸屋住井
代表取締役社長/舞扇子デザイナー
幼少より日本舞踊(坂東流)を習い、7歳で初舞台を踏む。
舞踊経験を生かし舞台小道具の製作、時代考証を行う。
特に舞扇子のデザインに関しては花柳界からの信頼が厚い。
2000年 江戸時代の「深草うちわ」を復元し、以後毎年新作うちわ展を開催。
2004年「京遊団扇」出版にあたり監修を務める。
「深草うちわ」復元以降、大学や寺院、その他講演依頼を積極的にこなし、京都の伝統文化を発信する拠点として2015年に「小丸屋サロン」をオープン。
日本国内にとどまらず、中国などの国外でも日本の伝統文化の価値を伝える講演活動で活躍中。
宇佐美 直八 (うさみ なおはち)
株式会社宇佐美松鶴堂 代表取締役社長
1983年、株式会社宇佐美松鶴堂に入社。
文化財修復技術を習得しながら、海外に出向き先代の下で育った技術者が各国博物館で従事している現場の視察協力を続ける。スミソニアン・フリーア美術館(ワシントンDC)での研修、またオーストリア・ウイーン近郊で開催されたICCROM1995にて約2ヶ月間、多国の技術者と共に研修・交流を図るなど国を越えての技術伝承に積極的に携わり後継者育成に力を注ぐ。
2002年、代表取締役に就任。
主な表具工事としては、京都迎賓館表具工事、西本願寺や東本願寺の阿弥陀堂及び御影堂障壁画修理 等にも携わる。
2014年 9代目直八を襲名。2020年京都市伝統産業技術功労者『京の名匠』受賞。
現在に至る
千田家のお雛様、郁子様のご実家のお雛様、
そして郁子様還暦の折に頂かれた「還暦雛」
千田 郁子(せんだ いくこ)
京からかみ 唐長 十一代目夫人 唐長IKUKO主宰
「唐紙」というと桂離宮や二条城を初めとする文化財建築、またお寺やお茶室の襖・戸袋等、和風建築の内装を思い描かれる方も多いと思います。
現代では、ホテルやレストランの洋空間の壁面を彩る日本の技として広く展開され、また文様においてはタイルや食器・ファブリックといった新たな分野への展開。50年に渡り、家業の唐長を11代千田堅吉と共に携わり、唐紙の普及に努めて来た。
【経歴】
・2000年4月から9月まで京都新聞夕刊に「唐紙のある暮らし」をテーマに全25回連載記事
・2004年7月 京都市中京区にて唐長三条サロン開設
・2015年1月 NHKプレミアム50分特集番組 唐紙ー千年の文様の美」に出演
・2016年5月 コトコト舎より「唐長IKUKO」128頁出版
・2016年6月 婦人画報に「唐長IKUKO]出版についての特集記事掲載
・2016年9月 ユナイテッド・アローズ六本木ヒルズ店にて唐紙コーナー開設
・2016年10月 唐長三条サロン閉店
・2016年11月 唐長修学院工房にて唐長IKUKOアトリエショップ開設
・2017年7月 エルメスとのコラボ、唐紙表紙のリフィル限定販売
・2018年2月 きものSalon2018春夏号にモデル掲載
・2021年12月 唐IKUKOアトリエショップ閉店
【第6回 HITOTOKI暮らし和文化セミナー】のご案内
◆開催日 2023年2月18日(土)14:00~15:30
◆テーマ 「唐紙としつらえ」
◆講師 唐長IKUKO 千田 郁子氏
2月のゲストは 京からかみ 唐長 十一代目夫人 唐長IKUKO主宰 千田郁子様です。
「唐紙」というと桂離宮や二条城を初めとする文化財建築、またお寺やお茶室の襖・戸袋等、和風建築の内装を思い描かれる方も多いと思います。
現代では、ホテルやレストランの洋空間の壁面を彩る日本の技として広く展開され、また文様においてはタイルや食器・ファブリックといった新たな分野への展開もひろげておられます。
初代唐紙屋長右衛門から、唯一途切れることなく脈々と続いてきた「唐長」は来年で400年を向かえられます。その「唐長」の昭和・平成・令和・・激動の時代を、十一代千田堅吉様とともに担ってこられたのが郁子夫人です。
その歩みがあったからこそ、日本の誇る「唐紙文化」が次世代に受け継がれていることを実感します。
今回はその歩みを振り返りつつ“唐紙の魅力”をお伺いいたします。
また現代の暮らしを彩る“唐紙のしつらえ”については、当日のセミナーでは、唐紙で彩られた唐長様のサロンのしつらえをご案内いただきながら郁子さまに解説をいただきます。
お話上手で、人を楽しませることが大好きな郁子様から、どんなお話しが飛び出すか…今からとても楽しみです。
「唐紙」の魅力、そして郁子さまの生き方・お人柄の魅力もとともにお届けしたく思います。
お申し込みはコチラから
会員の皆様へは、前日までにリンクをお送りします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
12月17日(土)
HITOTOKI 第5回「暮らしの和文化セミナー」を開催いたしました
ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
テーマ:「日本人とうつわ その機能と美の理由」
講師:京都女子大学教授 前﨑信也 様 (プロフィールはコチラから )
HITOTOKIオープニングイベントの講師として皆様にもご好評いただいた先生の再登壇です。
セミナーでは “ 日本人の美意識 “ として 「侘び 寂び」 を再びおさらいしたお話から始まり
日本の室内空間の特徴とは?
そこでどのような道具を使ったか?
器と言えば伝統工芸
日本は工芸を生むのに最適な環境が揃っている
それには何が必要か?
そして産地はどのようにして生まれるのか?
などなど・・・
また、工芸に使われる原料を科学的な視点から考える、という先生独特なお話は
大変興味深いものでした。
最後に先生がお持ちくださった江戸時代の貴重な器を見ながらのエピソードや説明にも
釘付けになりました。
ご参加頂いた皆様からのアンケートには
「陶芸の深さ、幅の広さを知りました」
「たくさんの具体例を使っての情報をお聴きして、先生のご経験と知識の深さを感じました」
「楽しく流れるように話してくださって、よくわかりました」
と感想を頂き
また、印象に残ったお話として皆さんが挙げられた
日本の工芸と “水・気候” との関係は
第3回セミナー 井上先生の「自然との共生に生まれた日本らしさ」
第4回目セミナー 烏賀陽先生の「日本庭園の見方と楽しみ方」
のお話にも通じるところがあり、日本の文化はそれぞれのテーマがどこかで通じている
と感じたのでした。
前﨑先生、素晴らしいセミナーと貴重なコレクションをお持ち頂き、本当にありがとうございました。
これからアーカイブをご覧になる会員の皆様、是非お楽しみください。
彩り豊かな紅葉の季節から、初冬の気配が漂い始めた今日この頃、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
師走 12月17日(土)は、『日本人とうつわ その機能と美の理由』をテーマに、京都女子大学の前﨑信也様をお迎えしてお話しを伺います。前﨑先生には、このHITOTOKIのオープニングイベントで、テーマ「日本人の美意識」についてのお話しをいただきました。
軽快なTALKで、日本人の美意識が育まれた背景や、長い歴史の中で日本の文化がどう位置付けてこられたのか、海外から見た日本文化の見方などをお話しくださいました。
ご参加いただいた皆様からは
「パワフルなお人柄に釘付けでした。日本の外からの客観的な視点は、日本からではなかなか見えないものです。たくさの気づきをいただきました。」
「前崎先生のお話がエネルギッシュでとても楽しくあっという間の時間でした。日本の文化や芸術が海外からどの様に見られているか、とても勉強になりました。」・・・など
感想が届きました。
12月は、そんな前﨑先生の専門分野でもある “日本の陶磁器”=「うつわ」について、先生特有のグローバルな視点からお話しくださいます。
日本の“うつわ”の概念を、新たな角度からとらえていただく機会になるのではと思っております。
また、今回も前回に引き続き、「オンライン」と「リアル」で受講いただける、ハイブリッド形式で開催いたします。リアルのセミナー会場は、京都の東山を望む南禅寺前の“京都市国際交流会館”です。
会場では、先生の熱のこもったお話しはもちろん、先生ご自身のコレクションから貴重な「うつわ」もお持ちいただけるとのことですので、間近でご覧いただけます。
是非リアルでのご参加もお待ちしております。(詳細は下記をご覧ください。)もちろん、オンラインの皆様には画面を通して充分お楽しみいただける内容になっておりますのでお楽しみに!
では、セミナー当日お目にかかりましょう。
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【セミナー内容】
■日時 12月17日(土) 開場13:30~ 開演14:00~15:30 閉場16:00
■場所 京都市国際交流会館。https://www.kcif.or.jp/
■テーマ 『日本人とうつわ その機能と美の理由』
■講師 前﨑 信也氏 プロフィールはコチラから
■ 現地参加費
一般の方 3500円 お申し込みはコチラから
会員の方 1500円 お申し込みはコチラから
■ オンライン参加費
単発受講(見逃し配信無)2000円 お申し込みはコチラから
単発受講(見逃し配信有)4000円 お申し込みはコチラから
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【アフターレポート】
10月15日(土)
第4回目のHITOTOKI 暮らしの和文化セミナーもおかげさまで無事終了いたしました。
今回は「日本庭園の見方と楽しみ方」をテーマに、庭園デザイナーの烏賀陽百合さんをお迎えしお話しいただきました。
ズバリ「“庭”の世界、いいですね。面白かったです!」
もっと知りたい!という気持ちが掻き立てられるひとときでした。
これからアーカイブをご覧になる会員の皆様、是非お楽しみください。
烏賀陽さんの柔らかい話口調と、豊富な知識やエピソードを交えてのお話しは、
今回会場となった 廣田紬「玄想庵」の坪庭のお話しから始まります。
京町家特有の坪庭は、作庭された当時のご当主の想いがこもったもの。
その思いを汲むように、烏賀陽さんの目だからこそ見える庭の石や灯篭、四季を楽しむ植木の一つ一つを解説くださいました。
そのお話しにオーナーの廣田様も興味津々。今回のご縁をとても喜んでくださいました。
本題のお話しでは、海外経験の豊富な烏賀陽さんだからこそ語れる“西洋との違い”は面白く、庭を見る視点の違い。自然とのかかわり方の違い。
その一つ一つが目からうろこでした。
また、日本人独特の「見立ての美」、「心の目で見る感性」は、庭をつくる人の想いや、見る側の教養もふくめとても興味深いお話しでした。
「庭」に秘められた楽しみ方は深く広く・・・、知れば知るほどハマりそうな予感です。
当たり前に過ごしている日々にも、四季のある日本だからこそ「移ろう美しさ」を楽しめる幸せをあらためて感じたひとときになりました。
受講された皆さんからも「大満足です!京都に住んでいながら見ていないお庭がいっぱいあることにも気づかされ足を運んでみたい。」「先生のお話しに引き込まれた。庭にこれほどいくつもの魅力があるとは知らなかった。
これから庭を見る時にそのテーマや時代背景を思い浮かべながら見てみます。」等の感想が届いております。
百合先生、素晴らしいセミナーを本当にありがとうございました。
烏賀陽先生には、また折を見て是非2回目、そして実際に一緒にお庭を巡るツアーなどもお願いできれば…と勝手ながら私たちの夢をお伝えしております。
皆様どうぞお楽しみに。
紅葉を楽しめるこれから、移ろう四季の美しさを味わえるお庭に出かてみたくなりました。皆様も素敵な秋をお過ごしください。
次回は12月17日(土)「日本人とうつわ その機能と美の理由」
講師:京都女子大学 家政学部生活造形学科 教授 前﨑 信也氏による
楽しい器のお話しです。どうぞご期待ください。
美しい紅葉の季節を目前に控えた10月15日(土)は、『日本の庭』についてのお話しをお楽しみいただきます。
講師にお迎えするのは、庭園デザイナーの烏賀陽百合さんです。
烏賀陽さんは、カナダ・ナイアガラ園芸学校で園芸とデザインを学び、その後イギリスの王立キューガーデンでインターンを経験された後、国内外で様々な庭園のデザインを手がけておられます。またその傍ら庭園の解説者としても「JR東海・そうだ京都行こう」などの庭園ツアー等でもご活躍です。30ヵ国を旅し、世界中の庭園を回る中で各国の人々と密接な関係にある「庭」の存在に魅了されると同時に、“日本特有の庭”の魅力を益々感じるようになったと話しておられたのがとても印象的でした。
そんな烏賀陽さんに、今回は『日本庭園の見方と楽しみ方』と題してエピソードを交えながら「日本庭園の魅力」に迫る90分です。
また今回は、“坪庭のある京町家”からお届けします。
(※会場「京町家・玄想庵」の坪庭をご覧いただきながらのお話し)
初のリアル会場でのご参加も承ります。もちろん、オンラインの皆様にも充分お楽しみいただける内容になっておりますので詳しくは以下をご覧ください。
■10月15日(土)開場13:30~ 開演14:00~15:30 閉場16:00
■場所 京町家 玄想庵 https://gensouan.com/
■テーマ「日本庭園の見方と楽しみ方」
■講師 烏賀陽 百合 氏 プロフィールはコチラから
■セミナーの主な流れ
■ 現地参加費
一般の方 3500円 お申し込みはコチラから
会員の方 1500円 お申し込みはコチラから
■ オンライン参加費
単発受講(見逃し配信無)2000円 お申し込みはコチラから
単発受講(見逃し配信有)4000円 お申し込みはコチラから
「日本庭園の秘めた魅力」に触れ、皆様の日常に新たな楽しみがまた一つ増えますように。皆さまのご参加をお待ちしております。